「たった9年でマイホームローンを完済したってどうやって?」とよく聞かれます。
今回は、ローン返済を早く終わらせるためにマイホーム購入時に気をつけるべきことについて、3つに絞ってお話したいと思います。
ローン短期完済のためにマイホーム購入時も工夫が必要
このブログのサブタイトルでもある、「マイホームローンを一馬力9年で完済」。
ここまで短期間でマイホームローンを完済するためにはいろいろな工夫が必要です。
その中でも今回はマイホーム購入時のコツを3つお伝えします。
ぜひ参考にしてみてほしいです。
マイホーム購入時の3つのコツ
マイホーム購入時の3つのコツは以下の通りです。
1.なるべく安い物件を買う
2.なるべく狭い物件を買う
3.こだわりポイントをひとつに絞る
なるべく安い物件を買う
「えー!身もふたもないじゃん!」とお叱りを受けそうですが、ローンを早く完済するためには、そもそもローンの借入額を少なくする必要があり、そのためには物件価格をおさえて、なるべく安い物件を買うことが重要です。
「なるべく」というのがミソで、「とにかく」安い物件を買うわけではありません。
マイホーム購入時は気が大きくなっているものです。
なのでなぜか「予算より500万高いけどいいか!」なんて決断をしてしまうことも。
またマンションなどでも、上層階ほど高いとか、間取り的に高いグレードの部屋があったりしますが、これも「どうせ買うなら上層階の方がいいか!」などと考えて数百万高い物件を選びがち。
でもちょっと待って!
それ、本当に数百万円の価値のあることですか?
何となく「高い方がいい」と思っていませんか?
よくよく考え、なるべく安い物件を買うようにしてください。
特にマンションの上層階がいいなんて幻想です。
5階と10階、同じ間取りなら5階の方が安いですよ!
もちろん「5階まではマンション前の建物の陰になって日当たりが悪い」などの特別な事情があれば違ってきますが、そうでない場合は断然5階の方が安くていいはず。(エレベーターに乗っている時間も少なくて済みますしね)
気が大きくなっていないか考えて!
壁紙グレードアップなどのオプション追加もそうです。
本当に必要なオプションかよく考えて追加してくださいね。
(必要だったら迷うことはないはずです)
なるべく狭い物件を買う
「え?狭い物件がいいの?家は広い方がいいんじゃ?」と思うかもしれません。
結論から言いますと、色んな意味で家は狭い方がいいです。
家のモノを減らし、ミニマムに暮らすようになれば無駄なスペースは不要だと気づくはず。
お子さんがいらっしゃって家の中で遊ぶスペースを広く取りたい等あるかもしれませんが、そういうのもお子さんが小さいときだけです。
だったらお子さんが小さいときはその間だけ賃貸で広い家を借りた方がいいかもしれません。
歳をとってくるとだんだんモノが不要になってきます。
当然モノを置くスペースも不要になってきます。
そうすると広い家ほど掃除が大変だったりすることに気づくはず。
最近では終活ブームやミニマリストブームなどもあり、モノが少ない方がいいことが認知され始めています。
「なんだ、高いお金出して広い家を買ったのに、使ってるのはリビングの一角とキッチンだけじゃないか!」
なんてことにならないよう、はじめからなるべく狭い家に住むことをおススメします。
人間「何とかしよう!」という意識が働くもので、狭い家なら狭いなりに何とかなります。
不動産屋さんが次のようなことを言っていました。
「広い部屋に住むとその分荷物が多くなる傾向がある。狭い家だと荷物が少なくて済む」と。
その人は学生専門の部屋などをよく紹介していて、大家さんや入居者とも交流があるような、アットホームな不動産屋さんの人でしたので、賃貸人がどういう生活をしているかよくご存じだったようです。
不動産屋は仲介手数料が多い方が儲かるので、儲けようと思えば広い部屋を紹介したくなります。(基本的に広い部屋ほど仲介手数料が高いです)
その不動産屋さんが広い部屋を持ち上げずに「広い部屋に住むとその分荷物が多くなる傾向がある」だから「実は狭い部屋の方が荷物も少なくて済み、片付けが楽で、引越時の荷物の引越しもリーズナブルで済むんですよ」と言っていたのはかなり印象的でした。
こだわりポイントをひとつに絞る
家選びのとき、ついついあれもこれもと条件をつけたくなる気持ちはよくわかります。
でもあえて言わせてください。
「こだわりポイントはひとつだけに絞りましょう!」と。
よくあるこだわりポイント
よくあるこだわりポイントは以下のような感じでしょうか?
場所は便利な場所にこだわる
治安はいいところにこだわる
自然が多いところにこだわる
学区が評判のいいところにこだわる
ハザードマップで安全な場所にこだわる
などなど色々こだわりはあるかと思います。
その中でもひとつだけに絞ってこだわってほしいのです。
残りのこだわりポイントは「ほどほどに」してください。
こだわりポイントはこだわる数が多いほど当然お値段高めの物件になっていきます。
そうするとローンの借入金額が高くなってしまいます。
ローンの借入金額をおさえるためにも、一点だけめちゃくちゃこだわって、あとはほどほどにしてしまうのがいいです。
わが家のこだわりポイント
ちなみにうちは「利便性」だけめちゃくちゃこだわりました。
利便性がいいので治安は少し悪くなります(人の流れが激しいため)が、駅から近いため危険な道を通る時間は少ないので問題ないだろうと判断し、治安については妥協しました。
自然にはこだわりがないというか、むしろ「虫」が怖いので自然が少ないところの方がいいかな、と思いました。
学区は子どもが小さかったので少し気になりましたが、どうせ気にしても「たまたま雰囲気の良くないクラスになってしまった」などがよくあることですし、気にしても仕方ないかなと思い直しました。
ハザードマップについては私たち夫婦が家を購入したときはさほど取り上げられていなかったのもあり、そもそも気になりませんでした。
実際、日本は地震の多い国なので、安全な場所はあまり多くありません。
最近の異常気象なども見ていると、どこでどんな被害が出るかは運を天に任せるしかないように感じてしまいます。
なので、ハザードマップは結果的に見てなくてもOKだと思いました。
こんな感じで、どうしてもこだわりたいひとつのポイントだけに絞って、あとは「そこそこ」とか「ほどほど」などで妥協したりして気にしないようにするのが一番です。
もちろん、人それぞれですので「私は自然豊かなところにこだわりたい!」などこだわりポイントは人によってかわってきます。
何にこだわってもいいと思います。
とにかくこだわりポイントを増やさないこと、これに尽きると考えます。
3つのコツを知って賢くマイホームを購入しよう!
いかがだったでしょうか?
マイホーム購入時の3つのコツについてどう感じられたでしょうか?
もしよろしければコメントやご意見等くださいね!
この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
コメント