「1億円貯めて億り人に!」と思っている人も多いです。
でも「1億貯めるのってどうやったらいいのかイメージがわかない…」という声も。
そこで今回は「1億円貯めるのに毎月どれくらい積み立て投資すればいいのか?」について、年齢ごとに○○パターンをシミュレーションしてみました!
1億円への道:シミュレーション条件
シミュレーションは全くの資産ゼロから、65歳時点で資産が1億円に到達するために毎月どれくらいの積み立て投資が必要かということをシミュレーションツールを使って計算しました。
条件は運用利回り4%とします。(4%というのは低コストの良質な投資信託で運用した場合十分期待できる利回りです)
NISAで積み立てれば非課税ですが、一般口座で積み立てると現在約20%の税金がかかります。
なので4%の運用シミュレーションというのは、NISAで積み立てた場合は4%、一般口座で積み立てた場合は5%の運用利回りが必要になりますのでそこだけ注意してくださいね!
(5%の運用益から20%の税金を引かれると残るのは4%の利益になります)
シミュレーション条件
・資産が全くゼロの状態からスタート
・65歳時点で資産1億円に到達する場合をシミュレーション
・運用利回りは4%と仮定
それではシミュレーション結果を見ていきましょう!
1億円への道:一覧
まずは1億円貯めるのに毎月どれくらい積み立て投資すればいいのか、年齢ごとのシミュレーション結果一覧表を発表します。
くわしく見ていきましょう。
23歳から積み立て始めた場合
まずは積み立て開始時点で23歳だった場合です。
23歳というのは大学を出て就職した年齢を想定しています。
積み立て開始が23歳だった場合、毎月76,619円積み立てれば、65歳時点で資産1億円に到達します。
少し多いようにも感じますが、それでも毎月7万円台の積み立てで1億もの資産を築けるというのはすごいことですよね!
資産運用は時間をかければ複利の効果でどんどん増えていくので、若いうちから積み立てを始めるとそれくらい貯まるということです。
25歳から積み立てた場合
25歳から積み立てた場合は毎月84,606円で65歳時には資産1億円になります。
やはり若いうちから貯め始めた場合なので、毎月の積立額が1桁万円で1億円が貯まる計算結果でした。
積み立て開始が30歳、35歳、40歳だった場合
積み立て開始が30歳、35歳、40歳だった場合は、毎月の積立額がそれぞれ109,442円、144,082円、194,504円必要というシミュレーション結果でした。
30代40代になってくると1桁万円の積み立てでは足りないということです。
20代の積立額に比べ、ずいぶん多額が必要になってくる印象です。
45歳積み立て開始の場合
45歳になってやっと積み立て開始した場合は、毎月必要な積立額が272,647円も必要になってきます。
実に30万円近くです。
「1か月の給料まるまる投資かいな!」
って人もいると思いますし、ちょっと厳しい数字ですよね。
50代に積み立て開始した場合
50歳、55歳に積み立て開始した場合は、なんと毎月406,355円、679,119円も積み立てが必要という結果に。
ほぼ無理といっても過言ではないかもしれません。
45歳から開始した場合と比べてもかなり増えていますよね。
60歳積み立て開始の場合
60歳積み立て開始だと毎月1,508,319円もの資金を投資に回さないと1億円には到達しません。
65歳まで5年しかないので複利の効果があまり期待できないからです。
50代までに積み立て開始した場合と比べても圧倒的に多額の資金が必要で、給与所得者だと無理がある積立額と言わざるを得ません。
5%で運用できた場合は?
運用利回りを5%とした場合のシミュレーション結果も一応貼っておきますね。
4%と5%ではそこまで大差がない感じでした。
参考までにもう一度4%でのシミュレーション結果も貼っておきます。
やっぱり若いうちからの投資が重要
シミュレーション結果を見ると、やっぱり若いうちからの投資が重要だというのがよくわかりますよね。
特に大学卒業後就職した場合の初任給平均の3分の1ほどを毎月投資に回すだけで1億円達成というのは夢があります。
もしあなたがまだ若いとか、子どもや親せきなどで親しい若い子がいるなら、この事実をぜひとも伝えてあげて欲しいです!
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