【リベ大・両学長】毒キノコには近寄るな!:お金持ちになれなくなる商品リスト

毒キノコには近寄るな!【リベ大・両学長】 お金に関すること色々

Youtubeで有名な両学長はお金持ちになることを「小金持ち山に登る」と表現されていて、お金持ちになる道筋を山登りに例えていろんな話をされています。

その中で、「これに近づく(取り入れる)とお金持ちになる道が危険になってしまう」ということについて「毒キノコ」と表現しています。

今回はそんな「毒キノコ」について、どんなものが「毒キノコ」になるのか、リスト化していきたいと思います。

毒キノコには近寄るな!

毒キノコは、お金持ちになるのに不要だったり、不要どころかお金持ちになることから遠ざかってしまうことの比ゆ表現です。

「毒キノコ」は近寄ると体がしびれて山登りできなくなるとか、知らず知らずに毒キノコを食べていて気づいたら体調不良になって山登りを断念せざるを得なくなったりするので学長は「毒キノコには近寄るな!」とおっしゃっています。

以下で「毒キノコ」について詳しく見ていきましょう!

投資系の毒キノコ

投資商品には毒キノコがたくさんあります。

個々の商品名はいろいろありますので、それらを全部あげるのは無理です。

なのでもし投資商品を検討されている場合は、その商品が一般的には何という商品になるのか調べて、それが以下に当てはまらないか判断してくださいね。

1.オフショア投資:オフショア投資(オフショアファンド)というのはかんたんに言うと日本に入ってきていない海外の投資商品を日本に住みながら購入することです。高利回りなどをうたう商品が多く、海外商品のために日本の課税(20%)を回避できるということで取り入れる方も多いです。ですが、手数料等も高く、商品自体が詐欺のこともありますのでおすすめできません。

2.ファンドラップ:ファンドラップ(ラップファンド)とは金融機関が投資家(私たちのことです)からまとまった資金を預かり、さまざまな商品へ投資をしたりして資産を運用・管理するサービスのことです。このサービスは手数料が高いのでおすすめしません。投資をするなら個々の投資商品は自分で考えて吟味すべきです。

3.仕組み債(仕組債):仕組債はいろいろな仕組みを組み込んだ債券のことです。仕組みというのはスワップやオプションなどの金融派生商品のことですが、ここで詳しく説明すると長くなるのでここでは仕組債は通常の債券に何か仕組みがくっついたものと考えておいてください。仕組債は手数料が高いですし、内容も複雑で理解が大変なのでいつの間にか損失が拡大していることも多く、リスクとリターンが見合っていないためおすすめしません。

4.毎月分配型の投資信託:毎月分配型投資信託はその名の通り毎月分配金が出る投資信託です。この分配金がくせ者で、分配金のほとんどが投資した元本の取り崩しから出ています。運用利益が分配されるならともかく、ほとんどが元本取り崩しからの分配金ですから、トータルでは損をしている可能性が高くなります。また、手数料も高めの商品ですから、手出ししない方が無難です。

5.ワンルームマンション投資:ワンルームマンション投資というのは、ほとんどの場合、分譲マンションの1室を購入してそれを誰かに貸し、家賃を払ってもらって儲けよう、という商品になります。ワンルームマンション投資は空室のリスクが高い上、収支が赤字の場合がほとんどなのにその赤字のまずさに気づきにくく、気づいた時には超高額な借金だけが残る、という構図になりやすいので非常に危険な投資です。学長も「スーパー毒キノコ」と言っており、人生が破綻する可能性が高いと警鐘を鳴らしておられます。

6.一括借り上げ:一括借り上げというのは不動産投資をする際に不動産屋が建物を一括借り上げする契約のこと。これは手数料がバカ高い上、入ってくるはずの賃料も少なくなりがちで結局損をする場合がほとんど。損失額も多額になりやすいので人生が詰んでしまう可能性が高く、おすすめできません。

預金系の毒キノコ

預金にも毒キノコがたくさんあります。

また、投資系毒キノコと同じく、個々の商品名はいろいろありますので全部あげるのは無理ですから、その商品が一般的には何という商品に当たるか調べたうえで預金をするかどうか判断してください。

1.外貨預金:外貨預金は文字通り外貨の預金です。銀行で外貨預金をすると手数料が高いです。また、為替により預金残高が変動するので、元本割れのリスクも高いですね。できれば銀行での外貨預金は避けた方が無難です。

2.仕組み預金:仕組み預金(仕組預金)は金融派生商品を組み込んだ特約付きの定期預金。各金融機関が仕組預金とわからない名前を付けて販売しているので要注意の商品です。具体的商品名としては、楽天エクステ預金、プレーオフ、大和バスケット定期など。ほとんどがかなり長期間資金を預けることになる商品です。これらはすべて銀行側に有利な条件が付けられていて、私たち消費者は損をすることがほぼ確定しているので預入れしないようにしましょう。

なお、当サイトでも大和のバスケット定期預金についてくわしく解説している記事があり、人気記事になっています。それだけ銀行にだまされかけている人が多いということかもしれません。

保険系の毒キノコ

保険商品にも毒キノコは多いです。

保険は下手をすると人生でも高額な買い物トップ3に入るくらい高い商品。
保険に加入する際はくれぐれも慎重になってくださいね。

1.学資保険:学資保険は子どものために教育資金を積み立てる目的で加入する保険です。長年預けることになるわりに資金が増える率は雀の涙。物価上昇率も考えると資産は増えるどころか減ってしまっているのが実際のところです。学資保険は手数料が高めなので、これに加入するくらいなら手数料の安い良質な投資信託を購入した方が大幅にプラスになる可能性が高いです。ただ、この学資保険は毒性が弱めの毒キノコ。ちょっとしびれるだけで済みます。(それでも近寄らないに越したことはありませんが…)

2.終身保険:終身保険とは、死亡保険の一種で、加入してから一生涯にわたって死亡保障・高度障害保障が続く保険のことです。保険料が高く、途中で解約すると元本割れのリスクも高いのでオススメできません。また、終身の医療保険もありますが、こちらも保険料が高すぎるので検討する必要はありません。

3.貯蓄型保険:貯蓄型保険には先にあげた学資保険や終身保険、その他、養老保険や個人年金保険などがあります。これらは一般に掛け捨て保険と違い、保険料が高いです。保険はあくまで保険なので保障機能だけに特化した掛け捨て保険(保険料も安い)が効率がよいです。貯蓄については保険で対応するのではなく、別の方法で対応しましょう。

4.変額保険:変額保険も貯蓄型保険の一種。うまくいけば他の定額型の貯蓄型保険よりも多くの保険金を受け取れる可能性があります。それでもオススメできないのは、変額保険も手数料が高いことと商品内容がわかりにくい点があげられます。特に内容がよくわからない場合には契約しない方がいいですね。

5.外貨建て保険:外貨建て保険は手数料がかなり高いです。為替手数料もそうですし、何かよくわからない手数料も取られます。100万円預けたらいきなり資金が90万円に減ってそこから貯蓄スタート、みたいな商品もあります。よほど運が良くない限り、最終的にも資産を減らすことになってしまうのでやめておいた方がいいです。

人・店系の毒キノコ

商品ではなく、「人」や「店」の形態にも毒キノコがひそんでいますので気をつけましょう。

1.無料相談のFP:無料相談のFPはほとんどがFPの仮面をかぶった保険販売員です。FPも人の子なので、儲けがないと相談には乗ってくれません。そのFPにとっての儲けになるのが保険販売の手数料です。なので無料のFP相談をすると高確率で不要な保険をすすめられます。FPがすすめるのは多くの場合あなたにとって最良の保険ではなく、そのFPにとって儲けの大きい保険になるので、無料相談に行くだけで大損してしまいます。なかには有料相談でも悪質なFPがいたりするのでFP選びは慎重にしてください。できれば自分でFPの勉強をされることをオススメします。

2.IFA:IFAとは「独立系ファイナンシャルアドバイザー」のこと。どんな投資や資産運用を行うべきかのアドバイスをしてくれる存在です。IFAは保険会社から独立した存在で、顧客の立場に立ったアドバイスをするというのが理想の姿なのですが、現実にはIFAもほとんどがFPと同じで保険販売などの手数料から利益を得て生活しています。なので理想のようにあなたの立場に立ったアドバイスが得られることはほぼなく、どうしてもIFA自身の利益が優先されがち。また、IFAへの相談料は一般に高いので、下手をすると無料のFPに相談する場合よりさらに損をする可能性も否定できません。

3.対面の銀行、対面の証券会社:街中にある対面の銀行や証券会社は資産の相談のために行ってはいけない場所です。なぜなら窓口にいる人たちの給料や店舗を借りる賃料などがバカ高く、それを支払うのにあなたへ販売した商品の儲けを使っているからです。販売した商品の儲けから給与や賃料を払うのですから、当然「儲けが大きい商品」ばかり売りつけてきます。(窓口の人に悪意はなくても…)彼らにとって儲けの大きい商品があなたにとっても儲けの大きい商品なら問題はないのですが、たいていの場合まったくその逆で、彼らにとって儲けの大きい商品はあなたにとっては損な商品になっています。なので対面の銀行や証券会社には近寄らない方がいいです。銀行や証券会社を利用する際はネット銀行、ネット証券を使うようにしましょう。

4.ほけんの窓口的なもの:最近街中でよく見かける「ほけんの窓口」的な店舗。これらに近寄ってはいけないのはここまで読んでくださったあなたならもうお分かりですよね!そう、彼らの儲けはあなたに販売した保険の手数料から出ています。なので彼らの販売する保険は彼らにとって儲けの大きい商品になりがち。そんな商品があなたにとっても良い商品である確率は限りなく低いです。バカ高い保険料を支払うはめにならないためにも、そういったお店には近寄らないようにしましょう。

毒キノコリスト(毒キノコワード一覧)

かんたんに毒キノコをリスト化しました。

リストにない毒キノコもたくさんありますので、今まで書いてきた毒キノコの説明の考え方を頭に入れて個々の商品が毒キノコかどうかを判別できるようにしていきましょう!

特に「手数料が高い」商品はほとんどの場合毒キノコなので、もし何か検討している商品があるなら、その手数料はどれくらいなのか、しっかり調べてから購入するようにしてくださいね!

毒キノコワード一覧

オフショア投資、ファンドラップ、仕組み債(仕組債)、毎月分配型、ワンルームマンション投資、一括借り上げ、外貨預金、仕組み預金(仕組預金)、楽天エクステ預金、プレーオフ、バスケット定期、学資保険、終身保険、貯蓄型保険、変額保険、外貨建て保険、無料相談のFP、IFA、対面の銀行、対面の証券会社、ほけんの窓口的なもの

などなど…

毒キノコには近寄らずに元気に小金持ち山に登っていこう!

毒キノコは食べると体がしびれたりして山登りを断念することになりかねません。

知らず知らずに毒キノコ食べてしまい、いつの間にか体調不良になり、「なんで体調悪いのかわからへん…」となることもあります。

なのでそもそも毒キノコには近寄らないことが重要。

何が毒キノコなのかしっかり判別して近寄らないように気をつけましょう!

お金持ちになるためには両学長の「家計管理装備品リスト」を!

お金持ちになるために必要なモノやコトについては両学長の「家計管理装備品リスト」が参考になると思います!

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