「お金持ちになるにはどうしたらいい?」第2回

お金持ちになるにはどうしたらいい?第2回 お金持ちになるには?

「お金持ちになるのはどうしたらいい?」今回は第2回です。

第2回は「支出を減らす」ことについて

「お金持ちになるにはどうしたらいい?」第2回目は、第1回目で確認した

金持ち方程式

資産形成 = (収入 – 支出) + 資産 × 運用利回り

金持ち方程式でわかった、お金持ちになる3つの手段

1.収入を増やす
2.支出を減らす
3.資産の運用利回りを上げる

のうち、

2.支出を減らす

に着目したいと思います。

前回までのお話

前回、2.支出を減らすについては


大きな買い物(家・車・保険)はなるべく控え
飲み会なども自分に役立つものを厳選
クーポンなども活用して節約に努める
(せこいと考えるのではなく、堂々と節約すべし
ただし、大きな買い物以外は全体の資産形成に対しては影響力は小さくなりますね。

と書きました。

今回はもう少し深く掘り下げます

それではもう少し掘り下げて詳しく見ていきましょう。

大きな買い物はなるべく控える

まずは大きな買い物(家・車・保険)はなるべく控えることについて

これは、日本人が陥りやすいワナがてんこ盛りの部分です。

「家」について

まず、「家」について見てみましょう。

家の価格は新築時の価格から、住み始めた瞬間に下落を始めるのが普通です。

特に日本では新築の価格が高く設定されているため、
不動産バブルでも来ない限り、家の価格は基本的に下落する一方です。

つまり、高額な買い物(=持ち家)でありながら、
その価値がどんどん下がっていくものを購入したことになるわけです。

しかも固定資産税、メンテナンス費用、
マンションだとさらに修繕積立金や管理費等も結構かかってきます。

(一戸建てでも修繕費用は積み立てておきべきですが)

また、持ち家の欠点として、すぐに住み替えができないことが挙げられます。
例えば、隣人が困った人だとか、思っていたよりも騒音がひどい地域だとか、
仕事場に遠くて不便だとか、
なにがしかの不満が出てきたときに「じゃ、別のところへ」と簡単にはいかないのです。

これは大きなマイナス要素で、お金がかかること以上に問題になります。

「でも家賃を払う必要がなくなって、
ローン組んでいても払い終わったら自分のものになるから」
と購入をする方が非常に多いですね。

ローンを払い終わって自分のものになった時、どれくらいの価値がその家に残っているのでしょうか?

もしかしたら価値が残っているどころか、取り壊しをしなければならないなどで、
さらに多額の出費が必要になるかも…。

家を購入するときは、こういったたくさんのデメリットも考慮に入れなければなりません。
不動産の営業マンの甘い言葉に惑わされず、冷静に判断する必要がありますね。

もちろん、経済的なことよりも「マイホームが買えた」という満足感を重視するのはアリです。

ちなみに我が家は経済的に余裕がない中でもマイホーム購入に踏み切りました。

そのマイホームの価値があまり下がらないことを確認してからの購入の話ではありますが、「買ってよかった」と思っています。

このあたりの判断は各ご家庭の基準により変わってくるかと思います。

「車」について

次に「車」です。

車については「金食い虫」とよく言われるのでご存じの方も多いでしょう。

購入が全額現金だったとしても保険や税金、駐車場代、ガソリン代など維持費がハンパないです。

車を購入する決断をするときは、
そういったもろもろの維持費を計算したうえで
どうしても必要であると判断されたときのみ購入されるといいと思います。

購入を検討される際にはカーシェアやタクシー利用なども検討してみてくださいね。

「保険」について

最後に「保険」です。

保険と言っても色々ありますが、
ここでは生命保険(死亡保険や年金保険)・医療保険について見てみます。

生命保険にはおもに
被保険者が死亡したときにお金がもらえる「死亡保険」と
被保険者が一定の年齢以上まで生存していた時にもらえる「年金保険」があります。

貯蓄が少ないうちは収入のある人が死亡するとたちまちお金がどうにもならなくなりますから、
死亡保険は貯蓄の少ない家庭には必要ですね。

ただし、「掛け捨ては損だから」と貯蓄型の死亡保険に加入するのはちょっと待って!
死亡保険は万一の時のためにかける保険であって、貯蓄とは別物です。

貯蓄型死亡保険は利率が悪く、到底貯蓄の代わりになるものではありません。
そもそも貯蓄のあまりない家庭が、保険料の高い貯蓄型死亡保険に入ってしまうと、
日々の生活がカツカツ、なんてことにも。

なので、死亡保険は保険料の安い掛け捨てで加入して!

そして、貯蓄が満足のいく額たまってきたら死亡保険は不要なので解約しましょう。

因みに死亡保険の額ですが、相場は2000万円ほどです。

(個人差は大きいのであくまで目安の相場ですが)

これを、貯蓄がたまるにつれ減らしていき、最終的に貯蓄が2000万円になったら
完全に解約、と考えてもいいでしょう。

また、もしマイホームを購入されていて団信(団体信用生命保険)に加入していたら、
被保険者が死亡した場合、ローンはゼロになります。

それは、今まで払っていたローンを払わなくていい、ということですから、
月々のローン額が浮くことになります。

毎月7万円のローンと年2回25万円のボーナス時期のローンを支払っていたとしたら
7万×12+25万×2=134万 で、年間合計134万円ものお金が余ることになりますね。

これは、その分死亡保険に加入しているようなものですから、
死亡保険は少なめにしてもよいことを意味します。

ローンが10年分浮いたと仮定して、浮いた額は1340万円になりますから、
必要死亡保険額相場の2000万円からですと、
残り660万円分の、少なめの死亡保険で十分でしょう。

医療保険はどうでしょうか?

私の考えは貯蓄が50万もあれば、医療保険は不要、気になるならガン保険のみ加入しておけばいい、という考えです。

(ガン保険すら不要と思っていますが)

医療保険は保険金を払ってもらえる要件が厳しく
せっかく医療保険に入っていていざ入院となったときに実際にはもらえないことも多々あります。

なのでシンプルに、一番かかりやすいガンに特化し、
「ガンと診断されたらいくら」
という形でもらえるものだけをチョイスします。

「ガンと診断された」という事実は争いようがないので、
保険会社もすんなり保険金を払ってくれます。

また、入院日数何日でいくら、などは不要です。

入院1日目から保障します、なんて保険もあるようですが、
入院1日っていくらかかりますか?
そして、その額は保険金でもらえないと払えない額ですか?

払えない額だと思う方、
もしその保険に入って月々3500円として、
それを払わずに10年貯めていたらいくらになると思いますか?

42万円ですよ。

つまり、保険に入らなかったら手元に42万円が残っているのです。
その42万円で入院費用払っちゃいましょう!
入院費用を払ってもン十万円は手元に残りますよ!
日本の保険制度上、ほとんどの方は病院へ払う額は月約8万円ちょっとですみますからね。


(なお、入院した際に個室希望とか、視聴料金の高いテレビを見まくるなど贅沢したい方はそれ以上かかりますので要注意。保険制度の適用外の料金なのでそのままダイレクトに支払わなければならないお金になります)

以上、大きな買い物(家・車・保険)はなるべく控えることについてでした!

飲み会を減らしたりクーポンを活用したり

次に

2.支出を減らす
のうち、
飲み会なども自分に役立つものを厳選し
クーポンなども活用して節約に努める
について。

飲み会は結構お金がかかります

まず、飲み会

これが曲者でして、1回お付き合いすると5000円から1万円くらいは飛んでいきますね。
1週間1回、月4回だとしても月額2万円から4万円が飛んでいく計算になります。

これは正直言ってイタイです。

もちろん、はずせない飲み会もあるでしょう。

なので、必要かどうか、自分にとって役に立つかどうかで厳選して
月1回くらいに抑えたいですね。

クーポンの活用

次にクーポンの活用。

これは侮れません。

それこそ飲み会などでは5%から10%割引なんてのもありますよね。

とあるお金持ちの集まる飲み会にて、
さぁ、会計、となったときに、お金持ちたちが一斉にクーポン券を提示した、
なんて逸話もあるくらいで、
お金持ちは例え数百円でも不要なお金はカットしようとします。

ここは堂々とクーポン券を提示したもの勝ちです。

価格比較サイトも利用

クーポン活用と似たようなものとして、
インターネットで価格比較して買い物をする、というのも大切です。

我が家では先日エアコンを買い替えたのですが、
やはり安い店、高い店があります。

かなりの価格差です。

(わりと高めのエアコンを購入したので、高いところと安いところでは十万ほど違っていました)

価格コムのようなサイトを利用してもいいですし、
買物するサイトを3つくらいに絞っておいて、その3つで比較するのでもいいでしょう。

実店舗で買うよりも安いものがゴロゴロありますよ。

個人輸入で海外製品を安くゲット

それから、個人輸入も検討してみるといいですね。

自然食品、サプリメントなどを買う場合は、iHerbなど、日本で通販を使うのと全く変わらない感じで使えるサイトも多くあります。

ただし、個人輸入のサイトは詐欺サイトも多くあるので、評判は調べてから利用した方がいいですよ!

以上、「お金持ちになるにはどうしたらいい?」第2回でした!

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お金持ちになるにはどうしたらいい?は全3回のシリーズになっています

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