「お金を貯めたい」そう思ったとき、真っ先に考えるべきことは何でしょうか?
それは「生活コストの削減」です。
生活の質を下げずに日々の生活にかかるコストを下げれば、お金は貯まってきます。
今回は生活コスト削減(生活コストを下げること・生活費を下げること)についてです!
35年ローンを9年で完済した我が家の場合
我が家は35年の住宅ローンを9年で完済しました。
しかも一馬力(夫の収入のみ)で、です。
夫の収入はお世辞にも多くはありません。(中小企業の会社員)
また、子どもは一人しかいませんが、中学受験しており、中学受験塾の費用も、私立中高の費用も出しました。
なのに9年でローン完済とはどういうことでしょうか?
生活費が圧倒的に少ない我が家
我が家の生活費はごく普通の家庭に比べてかかる生活費が圧倒的に少ないです。
家ではお酒は飲みませんし、携帯は早くから格安SIMでしたし、インターネットも「乗り換え割」を駆使してほぼゼロ円で使用してきました。
洋服も安い物で十分と思っていましたし、おさがりも活用しました。
食にもこだわりがなかったので近所の激安スーパーで安い食材を買っていました。
車が不要な駅近に住んでいたことも功を奏したと思います。
月7万円で生活
家族3人で毎月7万円ほどで生活していました。
7万円の内訳は今後発表する予定です。
なお、7万円にローンの額は含まれていませんが、固定資産税や管理費等は含んでいます。
投資はほぼなし
こういう話をすると「どうせ投資で儲けたんでしょ?」とツッコミが入りそうです。
が、基本的に投資はしていません。
唯一あった投資経験は、私が好きだった化粧品会社の株を少し買い、それが爆上げしたときに十数万の利益を得たことがあるだけです。
定期預金渡り歩き
めんどうなのでおすすめはしませんが、当時の私は「お金を増やすなら定期預金だ」と思い込んでいたので、少しでも金利の高い金融機関にお金を預けられるよう、定期預金の渡り歩きをしていました。
ネット専業銀行がほとんどでしたが、中にはイオン銀行など、店舗もあるネット銀行を利用したこともあります。
涙ぐましい努力で貯金
子どもが小学校へ入学するときなど、学費がかさみますよね。
そんな時少しでもお金が減らないように、学校推奨のものではなく、あえてネットなどで購入したものを学用品として使うこともありました。
例えば、鍵盤ハーモニカなど、特に学校斡旋のものでなくとも困らないであろうモノは学校斡旋のものより安く買って準備しました。
ひとつひとつは数百円からせいぜい千円程度と少額の違いですが、チリツモとはよく言ったもので、気が付けば一般家庭の入学準備にかかった費用より数万は安くなっているという感じでした。
子どもも自分だけ違うことに違和感を覚えていやがるということはなく、「オレのだけ皆と違ってかっこいい!」と喜ぶタイプでしたので助かりました。
ただ、今思えばそこまでの節約はしなくてもよかったんじゃないかな?とも感じます。
特に共働きなどでそこまでする時間的な余裕がないなら、このような方法は取らなくていいと思います。
お金より時間の節約を優先すべきだからです。
3人家族の平均生活費は約30万円!
総務省の家計調査によると、3人家族の平均支出は30万円超だそうです。
これには家賃などの住居費約2万円が含まれていますのでこれのぞくと約28万円ですね。
我が家は家賃(というかローンですが)のぞいて7万ほどで暮らしていましたから、平均より毎月約21万円も支出が少ないことになります。
毎月20万円以上の差があるなんて大きいと思いませんか?
もし我が家が月30万で生活していたら毎月赤字でヒーヒー言っていたに違いありません。
ある意味、皆さんお金持ちなんだなぁとうらやましくも思います。
生活コストは下げた方が有利
生活費(生活コスト)って上げちゃうとなかなか下げにくいんですよね。
でも一旦ある程度下げてしまえば、あとの生活は楽になります。
生活コストを下げれば世間一般の暮らしの家庭よりお金は貯まりやすくなるんです。
生活コスト削減方法はまた別の機会に書きますが、よく言われる携帯電話代などの通信費は簡単に下げられて効果も抜群なのでまだの方はぜひ取り組んでくださいね!
生活コストを下げれば自然とお金が貯まる
生活コストを下げることでお金は自然と貯まります。
無理のない範囲で生活の質を落とすことなく生活コストを下げることに成功すれば、お金持ちへの道は一歩も二歩も進んだことになります。
生活コストが低いと老後も楽になる
老後2000万問題が世に出てからずいぶん経ちましたが、老後経済的に楽に暮らすためにも生活コストは下げておくべきです。
老後用のお金2000万円を用意しておかなかったとしても、年金だけで暮らせる程度の生活コストであれば、経済的に不自由はしないからです。
実際、私の義実家では年金だけで十分暮らしていけるため、経済的な不安はないようです。
義実家は自営業でしたので年金は少ないにもかかわらず、です。
なお、老後2000万円問題をあっという間に解消する裏ワザと題して生活コストを下げることの効果についてくわしく説明しているのでよろしければ参考にしてみてくださいね!
老後の経済的不安をなくすためにも今のうちに生活コストを下げておくべき
こうしてみればわかるように、老後の経済的不安をなくすためにも、今のうちに生活コストは下げておくべきです。
将来「年金じゃ足りない」「貯蓄を切り崩す生活」とならないように今から準備しておきましょう。
生活コストを下げる賢い買物のコツ
生活コストを下げるための工夫として買物の際に気をつけることがいくつかあります。
別の記事でくわしく書きましたので「生活コストを下げる賢い買い物のコツ」の記事もぜひ参考にしてみてくださいね!
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