「結婚は調教」と心得よ

「結婚は調教」と心得よ 節約・貯蓄

「結婚」と聞くとどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?

「新しい家」「仲のいい夫婦」「幸せな家庭」「離婚」…色々なイメージがあると思います。

そんな「結婚」ですが、私は「調教の場」だとひしひしと感じています。

「結婚は調教」だなんて、何だか夢のない話をしてすみません!

でも我が家が経済的にある程度困らない状態になれたのは、「結婚は調教」という考えによるものだと思っていますので、経済的に困らない状態を目指すのであれば聞いて損はない話だと思います。

今回は「結婚は調教」と思う私からのメッセージです。

なぜ「結婚は調教」なのか?

「結婚」というのは他人同士が同じ屋根の下で暮らすことだと思います。

単身赴任など特殊な場合を除き、結婚すれば同じ家に住むのが当たり前ですよね?

そんな他人同士の共同生活をする場である家で価値観の違う者同士が円満に暮らすには片方がもう片方に合わせる必要が出てきます

もちろんこれは一方的にどちらかがもう片方に合わせるということではなく、あることでは夫が、また別のあることでは妻が、もう片方に合わせるということです。

中間をとって妥協することもあります。

とにかく、何も合わせることなく円満に暮らしていくのはほぼ不可能と言っていいでしょう。

この「合わせる」という行為、「合わせた」と言えば聞こえはいいですが、見方を変えれば「片方がもう片方を調教した」と考えることはできないでしょうか?

調教と言ってももちろんソフトな意味合いで、決して「こうしろ!」「ああしろ!」と罵倒しながら言い合うようなことは想定していません

お互いがお互いを尊重しつつ歩み寄った結果としてお互いのすり合わせができたとき、「片方がもう片方に調教された」ということになるなぁ、と思うのです。

我が家は妻が夫を調教が多かった

我が家の夫は結婚前は「ティッシュペーパーなんて男が買いに行くものではない!」とか「洗濯機の使い方なんて男が覚えるものじゃない!」という考えの人でした。

でも私が病気になったのをきっかけに仕方なくティッシュペーパーを買いに行ったり、洗濯機の使い方を覚えたりしていきました。

私がしたことと言えば、「ティッシュペーパーは大きい荷物だから買って来てくれると助かる」とか「洗濯機の使い方は簡単だからあなたならすぐできる」というようにあくまで夫がやってくれるとうれしいと喜んでみせたり、夫ならできるとおだてたりしただけです。

そう、「調教」ってあくまで相手のペースを見ながらゆっくり褒めたりおだてたりしながらおこなっていくものなのです。

昔の人が家畜を扱うようにするのではなく、相手を尊重しつつマイルドにイマドキの「調教」をするのです。

子育ても「褒めて育てるべし!」というのが主流ですが、結婚に伴う調教もまさに「褒めて育てるべし!」なのです。

相手を褒めることこそ「調教」の第一歩

ここまで読んでいただいた方ならおわかりのように、相手を褒めることは「調教」の第一歩です。

「あなたがやるとキレイにできる」とか「あなたの作る料理はおいしい」などと心からの賛辞を照れることなくめいっぱい相手に伝えます。

そのうち相手は調子に乗って自ら行動するようになっていきます。

我が家では夫がたまたま作ってくれたチャーハンがとてもおいしかったので、「やっぱり私のようにびびって作るチャーハンより、あなたのように強火でガンガン攻めて作るチャーハンの方がおいしいね!」と言ったときからチャーハンは夫の定番料理になりました。

いつの間にか、「チャーハンなら作るよ?」と自ら言ってくれるようになり、それが焼きそばなど別の料理のレパートリーへと広がっていきました。

買物もお得な買い物をしてくれるように!

買物をしてきてくれた時もめちゃくちゃ褒めました。

「ありがとう!」「あ、こんなものまで買ってきてくれたんだ、気が利いてる!」「これはいつもより安いよ!お得だったね!」という具合です。

基本、関西人なので「お得に買い物できた」は自慢話です。

なので「お得!」「安い!」というキーワードは多めに使ったと思います。

当時は「結婚は調教」なんて思ってもみませんでしたが、振り返ってみれば私の調教はかなりうまかったんだなぁと思います。自画自賛(笑)。

夫も私を調教しました(笑)

もちろん、夫も私を調教しました。(笑)

具体的には「資産管理はきみに任せていれば安心!」「俺はとてもじゃないけど資産運用なんてできない」と言った感じで、全面的に資産管理・運用を私に丸投げしてきました。

私が夫に「私がいつ死んでもいいように」と、証券口座のログイン方法などを教えても、覚える気はないようです。

本当に丸投げです。

我が家は普通の夫婦より夫が家事を担当する割合がかなり多く、妻である私はどちらかと言うと家事よりおもに色々な管理・計画関係が担当です。

子どもが小さいころはどこへ遊びに連れて行くかなどはほぼ私が計画していましたし、夫は連れて行く係と言った印象。

いつ頃どんな電化製品を購入するか、いつリフォームするか、老後はどうするかなどの計画的なことは私がほとんど。

私の決定に夫はGo!サインを出すだけです。

これで夫婦仲良く円満に経済的にも不自由しないところまで来た感じです。

本質は相手の尊重を忘れずに!

「結婚は調教」だなんて言っちゃいましたけど、本質は相手の尊重が重要だと思っています。

それを忘れて調教しようとすると絶対にうまくいかないと断言できます。

「ほめて育てる」を夫婦間でもやってみるときっとうまくいくと思います。

夫婦間だとつい命令的な感じが多くなりがちですが、子育てのように考え、気長に「ほめて育てる」を実践してみてはいかがでしょうか?

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