現代人の生活と切っても切り離せない「買物」。
生活コストを下げる(生活費を下げる)にはかしこい買物をする必要があります。
今回はそんなかしこい買物のコツについて伝授します。
ちょっと長いですがぜひ見ていってくださいね!
- ある程度の値段するものを買う時は必ず検索する
- 買物のチェックポイント5つ
- 生活必需品でも安いときの買いだめはしない
- 購入ではなくレンタルで済ませられないか考える
- 高価なものを買う時は家族など相談する
- 誰かに羨ましがってもらえるからという視点で買物しない
- 壊れた時すぐ買い替えたりせず、自分で直せないか検討する
- 時間の節約を意識する
- 衝動的に買いたいものがあるときは可能な限り1日待つ
- プチプラものをあまり買わない
- 価格比較サイトを使う
- コンビニには近寄らない
- 自販機には近寄らない
- おしゃれな値段高めのマイボトルを買う
- 金券ショップを活用する
- いいものにはお金を払う
- お金をかけなくていいものは最低限のものにする
- 価格につられてものを買うことを決定しない
- 生活コストを下げるためにかしこく買物しよう!
ある程度の値段するものを買う時は必ず検索する
かしこい買物をするために一番大事なことは、ある程度の値段するものを買うときはその商品について必ず検索することです。
これは必ず実行してください。
「ある程度の値段」がどのくらいなのかは人によって違うと思いますが、私なら日用品以外のもので数千円以上するならほぼ検索します。
検索してチェックすべきポイントは次に挙げる「買物のチェックポイント5つ」の中にありますので確認してください。
買物のチェックポイント5つ
買物をする際、チェックするポイントはおもに以下の5つです。
これをチェックすればかしこい買物ができます。
買物のチェックポイント5つ
1.そもそも必要があるのか?
2.レビューはどうか?
3.機能はどんなものがあるか?その機能を有効活用できそうか?
4.維持するのが面倒ではないか?
5.処分するときの手間はどうか?
それではひとつひとつのポイントを詳しく見ていきましょう。
そもそも必要があるのか?
そもそも買う必要があるのか?これは一番大事なポイントです。
「これ買いたいな」→「ちょっと待って。コレ本当に必要?」
と自分の心に問いかけてみてください。
「すでに同じようなものを持っていないか?」とか「他のもので代用できないか?」といった視点もあるといいですね。
レビューはどうか?
買物をするときにレビューを参考にする人は割と多いと思います。
その際気をつけていただきたいのが「悪い評価を参考にするよう心がけること」。
買いたいものがあるときはいいところばかりに目がいきがち。
なのであえて悪い評価に目を向けるようにすることで、ムダな買物を減らすことができます。
「評価は悪いものを見る」と覚えておいてくださいね。
機能はどんなものがあるか?その機能を有効活用できそうか?
電化製品などで特にチェックが必要な項目がコレです。
どんな機能がある商品なのか、しっかりチェックしてください。
そしてその機能を有効活用できそうか、自分の心に聞いてみてください。
「よく考えたらこんな機能は使わないだろうな」とか「この機能は面白そうだけど活用シーンがイメージできないな」ということが多々あります。
すると多機能なものよりシンプルな機能のものの方が選択肢に入ってきます。
多くの商品は多機能なものよりシンプルな機能のものの方が安いですし、シンプルなものの方がお得に買物できることが多いと思います。
維持するのが面倒ではないか?
モノを買う時は維持するときのことも考えましょう。
洋服だったら洗濯は面倒でないか?をチェック。
自宅で洗えない洋服はクリーニングに出す手間や費用がバカになりませんよね。
電化製品だったら掃除やメンテナンスの手間のチェックも重要。
「この電化製品、気に入ってるけどイチイチ部品取りはずして洗うの面倒だなぁ」とか「メンテナンスにこんなに費用がかかるなんて!」となることもしばしばあります。
購入したものを維持するときのことを考え、面倒でないかチェックするのも大事なのがお分かりいただけると思います。
処分するときの手間はどうか?
買物をするときについ見落としがちなのが「処分するときの手間」について。
特に大型のものを買うときは注意しましょう。
処分するときに解体作業が大変だったり、業者を呼ばないといけなかったり、処分費用がかさんだり…。
買物をするときはその商品がいつか不要になってしまうことなど考えないものですが、モノには必ず処分するときが来ます。
なので、処分するときの手間を想像し、その手間があっても欲しいものかどうか考える必要があるでしょう。
生活必需品でも安いときの買いだめはしない
生活必需品は買いだめしがちなモノの筆頭ですね。
トイレットペーパーやティッュペーパー、洗剤など、安かったらつい買いだめしてしまいますよね。
でもちょっと待って。
安いときの買いだめはオススメしません。
「え?安いときに買った方がかしこいでしょ?」
と思った方は要注意。
特に大きくてかさばるモノは買いだめNGです。
大きくてかさばるモノが買いだめNGなのは何となくわかりますよね。
そう、そのモノによって保管スペースが埋められてしまうから買いだめはNGなんです。
家の大事なスペースを買いだめしたモノに占領されるのはオススメしません。
もし万一、買いだめしたモノのせいで家が手狭になってレンタル倉庫などを借りることになったら毎月何万もかかるようになってしまいます。
そうなったらいくら日用品を安く買っていても本末転倒ですよね。
「今は広い家に住んでいるから大丈夫!」という方もできれば買いだめはしない方がいいです。
なぜなら、将来今より狭い家に引越しをして家賃がグンと下がるかもしれない機会を逃してしまうことも考えられますし、広い家に住んでいることによって普通の人より所有するモノが多くなって、結局家が手狭になったりしがちだからです。
ミニマリストとまではいきませんが、モノは少ない方がスッキリ暮らせていいですし、もしかしたら家賃も少なくて済むかもしれません。
できるだけ買いだめはしないように心がけましょう。
購入ではなくレンタルで済ませられないか考える
モノを買うとき、それを買う代わりにレンタルで済ませられないかを考えるのも有効です。
購入してしまうと、壊れるなどして処分するまでそれをずっと使い続けることになりますよね。
特に電化製品などがそうなのですが、購入するよりレンタルの方が最新のモノが手に入ったり、メンテナンスが楽だったりしてお得なことがよくあります。
レンタルは自分のものにならないので経済的に損な感じがするかもしれません。
でもレンタルは最新式のものにチェンジすることができたり、壊れた時に交換してもらえたり、処分するときに費用がかからなかったりで、満足度が高いこともあるのです。
最近はレンタルして気に入ればそのままその商品を購入することができるサービスも多くあります。
レンタル代は購入費用にあてられるので、経済的にそんなに損はしません。(特価セールで買う場合に比べれば割高にはなりますが)
ぜひ購入前に「これはレンタルで済ませられないかな?」と考えてみてくださいね。
高価なものを買う時は家族など相談する
高価なものを買う時は一人で決断せず、家族や友人・知人に相談するのもオススメです。
高額な物を買う時は気分が高揚しているので、冷静に判断できないことがあります。
そこで家族や友人・知人に意見を求めるのです。
「それ、あまり良くないって聞いたことあるよ」とか「それは高すぎじゃないの?」など冷静な意見が聞けるかもしれません。
高価なものを買う時は誰かに相談、と覚えておいてください。
誰かに羨ましがってもらえるからという視点で買物しない
これはありがちなワナです。
買物をするとき、ふっと「これを持ってるとあの人がうらやましがるなぁ」とか「これを買えば誰もがうらやむだろう」なんて感じてしまって購入してしまうことがよくあります。
でもちょっと待って。
誰かにうらやましがってもらえるのは一瞬だけ。
結局誰もうらやましがらなくなったときに残るのはその商品とむなしい気持ちだけです。
何かを買う時は、「誰かの目線」ではなく「自分の目線」で考えてください。
自分の本心からの満足度を優先するのです。
買物をするとき「これは誰にも見られなくてもほしいものか?」と自問自答すれば答えはでるはずです。
「誰にも見られなくても欲しい」となったらぜひ買うべきですし、逆なら買わなければいいだけのことです。
壊れた時すぐ買い替えたりせず、自分で直せないか検討する
モノが壊れた時、買い替えるか修理に出すかなどを考えることも多いかと思います。
その時、すぐ買い替えたり修理に出したりせず、自分で直せないか検討してみるのもいいでしょう。
電化製品の電気系統が壊れたときなどは危ないので資格もないのに自分で直すのはやめた方がいいですが、ちょっとしたものなら直せることもあります。
その時も検索が役立つことが多いです。
ついこの前も私の母が「テレビが壊れた。番組表しか映らない」と言ってきたのですが、検索してみたら「電源を切り、コンセントを抜いてしばらくしてもう一度コンセントを刺すと直るかも?」という情報を発見。
やってもらったら見事復活しました。
こういうこともありますし、部品交換だけで済む場合は部品を取り寄せて自分で直すことも可能かもしれません。
ネットで調べてみて修理が簡単そう、自分にもできそう、と感じたならやってみるといいです。
(ただし、複雑な機械などは絶対自分でいじらないようにしてくださいね)
時間の節約を意識する
時短家電の活用などで時間の節約ができないか考えてみるのもいいでしょう。
時間が節約できれば、よぶんに確保できた時間でお得な情報収集や投資の勉強などもできるかもしれませんから、買物が多少高くついても結果的にお得になることもあります。
特に毎日使うものなどは時短効果が高いので購入を検討する余地があります。
ドライヤーなども高額な物は髪を早く乾かしてくれるので時短家電になります。
毎日の数分、数十分がが積もり積もって何時間、何日間分にもなるので時短家電はコスパがいいと言えます。
衝動的に買いたいものがあるときは可能な限り1日待つ
「あ!これ欲しい!」と衝動的に感じることってありますよね。
そういう時は可能な限り1日だけ待ってみてください。
1日待ってそれでもほしいときは買ってOK、というルールを作るのです。
1日待つと「あれ?そんなに欲しくないかも?」となる商品があるのでそういうムダな買物を減らせます。
プチプラものをあまり買わない
プチプラのものってついつい買いたくなりますよね。
でもちょっと待って。
以下のような事例を考えてみてください。
3種類の買い物をします
1.100均で1回につき550円の買い物を月2回(年間13,200円)
2.ドラッグストアで1980円の化粧水と乳液を毎月買う(年間47,520円)
3.ファストファッションで1着4,990円の洋服を2着、2か月に1度買う(年間59,880円)
以上3種類の買い物をすると年間で合計いくらになると思いますか?
1.が年間13,200円、2.が年間47,520円、3.が年間59,880円で合計120,600円になります。
もちろん、その商品に満足していたらいいんです。
でも「安いから」という理由だけで買っちゃったにしては高くないでしょうか?
しかも気に入らなくてすぐ捨てちゃったり、使い勝手が悪くて結局別のものに買い替えたり…。
だったらもっと満足度の高いものを厳選して買った方がいいんじゃないかな?と思うのですがいかがでしょうか?
価格比較サイトを使う
電化製品や高額サービスを購入するときに使うべきなのが価格比較サイト。
価格.コムなどが有名ですね。
そういうサイトを活用して、自分が今買おうとしている商品の価格が高すぎないかチェックしてください。
何も価格比較サイトで見つけた一番安いサイトで買う必要はありません。
目安として、購入価格が高すぎないかだけのチェックでOK。
高すぎなら相場程度のサイトで買うなど工夫が必要です。
ただし、価格比較サイトに掲載されている価格は他のサービスを使った場合のキャンペーン価格だったりすることもあるので「こんなに安いはずなのに!」と勘違いしないよう、気をつけましょう。
要は普通の相場価格より高すぎる価格で買わないことが大事なのです。
コンビニには近寄らない
最近は100均を兼ねたコンビニなども出てきたようですので一概には言えないのですが、コンビニは一般的に割高です。
コンビニで150円のペットボトルを毎日買ったらいくらになると思いますか?
年間約54,000円にもなります。
おまけに誘惑も多いです。
コンビニで弁当だけ買うつもりが飲み物とスナック菓子をついで買い。なんてことはよくありますよね。
なのではじめからコンビニには近寄らない、が正解です。
自販機には近寄らない
これもコンビニ同様、割高なので(まぁ定価販売なわけですが…)、買わない方がいいです。
たまに割安の自販機もありますが、割安だとついあまりいらないのに買っちゃうこともありますし、自販機にも近寄らない方がいいでしょう。
おしゃれな値段高めのマイボトルを買う
コンビニや自販機で飲み物を買わないようにするためにマイボトルに水かお茶などを入れて持ち歩くのは有効です。
エコブームもあって、マイボトルを持ち歩く人も増えました。
マイボトル持参が楽しくなるように思い切っておしゃれなちょっとお高いマイボトルを買うといいでしょう。
マイボトルを持参するようになるとペットボトルなどの飲み物を買う機会が激減するので節約に!
たとえば150円のペットボトルを毎日買うと毎月4,500円。年間だと54,000円にもなります。
マイボトルなんて高くてもそんなにしませんから、はじめは多少コストがかかっても、数か月で元が取れちゃいます。
かなりお得になるのでかしこい買い物になりますよね!
おすすめの水筒については姉妹サイトの「こじゃれたマイボトル(マイ水筒)でおしゃれに節約!」にあるのでぜひ参考にしてみて!めちゃくちゃいい水筒があるんです。(しかも激安!)
金券ショップを活用する
一昔前ほど有効でなくなったのですが、金券ショップを活用するのも手です。
交通費・ギフト券・グルメ券などが割安で買えたりします。
と、株主優待券などもありますね。
自分がよく使うショップの割引券等がないか、金券ショップをチェックしてみましょう。
いいものにはお金を払う
自分の満足度の高いものや、結果的に得しそうなものは積極的に買いましょう。
先ほど時短家電の話で出たドライヤーなどもそうです。
高いドライヤーは乾かす時間が時短できるだけでなく、髪質がよくなりトリートメントいらずになってトリートメント代が浮いたりします。
私のいちおしドライヤーはリファのビューテックドライヤースマート。コンパクトでありながら大風量でめちゃくちゃ早く乾きます。
パソコンもスペックの高い物を購入すると満足度が高いです。(ただし、パソコンをよく使う人向けですが)
スペックの高いパソコンは処理が早くて時短になって快適に使えるので、お金をかけてもお得感がありますね。
お金をかけなくていいものは最低限のものにする
先ほどとは逆にお金をかけなくていいものは最低限のものにしてしまうのも手です。
私はスマホよりパソコンやタブレット派なので、スマホは安めのアンドロイドです。
価格につられてものを買うことを決定しない
もともとの値段が安い物なら「安いから」、もともとの値段が高い物なら「割引してくれるから」などという理由で買物をしない。
価格につられて買物してしまうとあまり満足できなかったり失敗しがちだからです。
「倍の値段でも買うか?」を基準に考えてみると、価格につられて買うのを防げるので、「安いな」とか「割引があるな」と思ったときは、「倍の値段でも買うか?」と心に聞いてみるようにしてくださいね。
生活コストを下げるためにかしこく買物しよう!
いかがでしたか?生活コストを下げるため、かしこく買物するコツをお送りしました。
すぐに全部実行とはいかないかと思いますが、少しずつでも取り入れられるものはぜひ取り入れていってくださいね!
生活費が下がれば老後生活もずいぶん楽になりますよ!
老後生活を楽にする方法として「老後2000万円問題をあっという間に解消する裏ワザ!」の記事もぜひ参考にしてみてください。完全ノーリスクなので読んで損はないですよ~!
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