「ポイ活はムダ！」とYoutubeで有名なリベ大の両学長がよくおっしゃっています。
チマチマした数円、数十円のために時間と労力を使うな、ということのようです。
要は「かけた時間・労力とポイ活の効果が見合っているか吟味せよ」ということですね。
みなさんはポイ活、ムダだと思いますか？
今回はポイ活についていろんな角度から考察したいと思います。
ポイ活とは
まずはじめに軽くポイ活について書いておきますね。
「ポイ活」とは、「ポイント活動」の略語で、ポイントを集めてお得に商品やサービスを利用する活動のことです。
クレジットカードのポイント、ポイントサイトの利用、キャッシュレス決済などを通じてポイントを貯め、それを有効活用することで、経済的に得をする取り組みです。
ポイントが貯まると、それを商品やサービスに交換したり、現金やギフトカードとして利用したりできます。
ポイ活のメリット
ポイ活のメリットは何といっても「経済的にお得になる可能性がある」という点にあります。
ポイントを積極的に貯め、ポイントを支払いに充てたり、キャッシュバックや商品券などに交換することで、実質的に支出を軽減できます。
これにより、節約やかしこい消費ができます。
また、ポイントを貯めること自体が楽しみになり、節約のモチベーションにもつながるのもメリットと言えます。
ポイ活はムダなのか？
ポイ活は、一部の人々にとっては効果的な節約手段となっている一方、他の人にとっては時間と労力の無駄に感じることもあります。
ポイ活がムダなのかどうかは、各個人のライフスタイルや価値観により変わってきます。
ポイ活が「ムダ」か「ムダではない」かをズバッと判断するのは難しいのですが、いくつかの観点から考えてみましょう。
時間と労力のムダでは？
ポイ活をするには、ポイントを貯めるために様々な活動が必要になってきます。
例えば、特定のクレジットカードを使ったり、ポイントが付与されるアプリやサイトを利用したり。
これらの活動にかかる時間や手間が、得られるポイントやお得感に比べて妥当なものであるか考える必要があります。
クレジットカードの利用を1枚のクレカに集約してそのクレカのポイントを貯める、などは大した時間も労力も使わないので取り入れてみるといいかもしれません。
逆に「ポイントサイトでURLをクリックして0.1円分のポイントを稼ぐ」などはちょっとチマチマしすぎていて、かけた時間と労力に見合ったポイントがもらえないのでやめた方がいいかもしれませんね。
ただ、その作業が苦ではなく楽しいというのであれば、それは趣味としてアリだと思います。
また、ここのお店ではAのポイントを貯め、あそこのお店ではBのポイントを貯め…とお店によってポイントを使い分けるのは、手間がかかりすぎるのでやめた方がよさそうです。
せめて貯めるポイントを2種類くらいにとどめておいて、それ以上はポイントの種類を増やさないのがいいかもしれませんね。
もっとも、これも「この店ではどのポイントが一番お得かを考えるのが楽しい！」というのであれば使い分けを取り入れればいいと思います。
支出の増加に要注意
ポイ活で一番注意が必要なのがココです。
ポイントを貯めるために無駄な支出が増えることがあるのです。
特定の商品やサービスを購入することでポイントが得られる場合でも、ポイント欲しさに本来必要のないものを買ってしまい、結果的に支出が増加してしまうなんてことが！
これでは本末転倒なのはあきらかですよね。
特に「楽天お買い物マラソン」という楽天ポイントがたまるサービスのようなものには要注意！
「あと〇〇円だけ買えばもっとお得になる！」となったときなどに、本来必要ではないものを購入してしまいがちなのです。
ポイントを得るために余分な消費をするのだけはさけるようにしましょう。
ポイントの有効期限や交換条件
ポイントには有効期限があり、使わないと失効してしまうことがあります。
ポイントの管理や使い忘れにより、本来の目的を逃してしまうことも考えられます。
有効期限を確認し、使い切る計画を立てることが大切です。
このポイント管理の手間を考えると、やっぱり貯めるポイントはせいぜい2種類くらいに絞った方がよさそうですね。
また、ポイントをお金などに交換するとき、交換に条件がついていて実質的な利用が難しい場合もあります。
例えば、1000円分以上貯めないと使えないポイント。
この場合、極端な例だと999円分のポイントを貯めたとしても使えないのでせっかく貯めたポイントの価値はゼロです。
使い勝手の悪いポイントを貯めてしまうと「こんなはずじゃなかった…」なんてこともあるので注意が必要ですね。
さらに、ポイントの還元率や交換レートが変動することもあるため、その時々で最もお得な方法が変わったりすることにも注意しなければなりません。
ポイ活はムダなのか（まとめ）
総合的に考えて、ポイ活が自分にとって有益かどうかを判断することが重要ですね。
ポイ活がムダかどうかは、個々のライフスタイルや消費行動、ポイントの種類や利用方法によって変わってきます。
ポイントを貯めること自体が楽しいと感じるなら、節約効果よりもその楽しみを優先するのもアリでしょう。
ポイ活をするなら、無駄な消費やポイントのロスを避けるために、計画的にポイントを貯めて使うことが重要です。
また、「ポイ活を取り入れるか」、「ポイ活をしないか」の二択ではなく、小さなポイ活には目をつむって無視し、ポイ活の効果が大きいところだけ取り入れるなどメリハリをつけるといいかもしれませんね。
無理にポイ活に参加する必要はないので、自分の生活に合ったかしこいポイント活用法を見つけることが大切ですよね！
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