一馬力9年で住宅ローンを完済したわが家には子どもが一人います。
「教育資金はどうしましたか?」「学資保険には加入しましたか?」など教育資金に関して聞かれることが多いので、今回はその辺りについてお話したいと思います。
学資保険には加入しなかった
結論から先に言いますと、教育資金は自力で貯蓄しました。
学資保険は加入していません。
わが子が生まれた頃は学資保険の返戻率などの条件もわりとよかったですし、加入しても良かったかもしれません。
ではなぜ加入しなかったのか?
それは私も夫も学資保険の必要性を感じなかったからです。
なぜ学資保険の必要性を感じなかったか?
当時は今ほどネットも普及していませんし、保険の相談窓口などもなかった時代。
学資保険と言えば郵便局が営業にやってきて…というパターンがもっとも多い時代だったかもしれません。
でもうちには保険の営業は来ませんでした。
だから「学資保険が必要」だなんて知らなかったのです。
要は「無知」でした。
「子どもが生まれたら、子どもの将来のためにお金を貯める必要がある」という基本的なことさえ知らなかったのです。
子どもの教育費に困ったことはない
それでも子どもの教育費に困ったことはありません。
それはローン完済という大きな目標に向かって生活コストを下げることができたからだと思います。
生活コストを下げ、早々にローンを完済できたことで、子どもの教育費に回せるお金の余裕ができたのです。
実際、わが家では子どもを中学受験用のハードな塾(高額な費用がかかる)に通わせることもでき、私立中学・私立高校にも通わせることができました。
教育にはお金をかけた方だと思います。
大学進学費用は貯蓄で貯める
大学進学用の費用は貯蓄で貯めました。
ローンを完済してから、大学進学まで8年ほどと割と時間がありましたので、その間に貯蓄しました。
ローンを完済したので、毎月のローン金額分が浮きましたし、その分も貯蓄に回せば十分間に合いました。
万一に備えて掛け捨て定期保険に加入
うちは一馬力でしたから、夫に万一のことがあったら経済的に破綻してしまいます。
なので、夫には掛け捨ての定期保険に加入してもらい、万一に備えました。
保険は最低限子どもと私が暮らしていける金額をエクセルで算出して保険料が一番安かったソニー生命に加入。
「逓減定期保険」というもので、子どもが大きくなっていくにつれ保険金が減っていくタイプにして保険料をおさえました。
夫に万一のことがあった際は子どもの大学進学は国公立にしぼってもらうことにして、私立大学進学用費用は計算に入れませんでした。
学資保険に加入しないですむために
学資保険に加入しないで済むためには、生活コストを下げ、貯蓄ができる家計であることが重要です。
給与が出たらそこから先に貯蓄分をわけて貯蓄に回し、残りのお金だけで生活することが大切。(「先取り貯蓄」が大事)
貯蓄に回したお金に手を付けてはいけません。
これが絶対のルールです。
このルールが守れないと大学進学費用は貯まりません。
なので、先取り貯蓄ができない家計の方は強制的に貯蓄できる「学資保険」の加入を検討する必要があります。
でも学資保険は返戻率が悪いですし、学資保険で教育資金を用意するのはあまりおすすめではありません。
できる限り自力で貯蓄し、教育費用を捻出することをおすすめします。
生活コストを下げることについては「お金を貯めたいなら真っ先に「生活コスト削減」を考えるべし!」の記事にてくわしく紹介しています。
よければ参考にしてみてくださいね!
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