例えば、あなたの子どもが「将来お金持ちになりたい!どうしたらいい?」と言いだしたとしましょう。
そんな時、あなたならどう答えますか?
子どもの疑問にある程度答えてやるのが賢いやり方
「お金のことを考えるなんていやしい人間のすることだ!子どもはそんなこと考えなくていい!」
と頭ごなしに否定するのは、今の時代、賢明とは言えません。
子どもが10代になる頃にお金のことに興味を持ったらぜひ教えてあげてほしいことがあります。
お金持ちになるための一般論をご紹介します
そこで、お金持ちになるにはどうしたらよいのか、一般論ではありますが私の考えを述べていきたいと思います。
長くなるので、今回はその第1回目です。
大前提「金持ち方程式」とは?
まず、「お金持ちになるにはどうしたらいい?」に答える大前提として、金持ち方程式なるものを知っておく必要がありそうです。
(金持ち方程式について、出典は「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ」橘玲著より)
金持ち方程式とは
資産形成 = (収入 – 支出) + 資産 × 運用利回り
という方程式です。
お金持ちになる(=資産を形成する)にはどうしたらよいのか、この式が教えてくれます。
この式からわかること、それは、お金持ちになる(資産を形成する)には
元手の資産が一定の場合、
1.収入を増やす
2.支出を減らす
3.資産の運用利回りを上げる
以上3つの方法があることがわかります。
1.収入を増やす
については言わずもがな、収入が大きければ当然お金持ちになれそうです。
ですが、2.3.にも気をつけないと資産形成は難しいです。
2.支出を減らす
については、節約意識が必要。
大きな買い物(家・車・保険)はなるべく控え
飲み会なども自分に役立つものを厳選し
クーポンなども活用して節約に努める。(堂々と節約すべし)
ただし、大きな買い物以外は全体の資産形成に対しては影響力は小さくなりますね。
でも、塵も積もれば山となる、です。
3.資産の運用利回りを上げる
資産の運用利回りを上げることのメリットはわかるかと思います。
特に元手の資産が大きい場合、資産の運用利回りを上げることはかなり重要で、資産形成に対する影響が大きくなります。
また、利回りを上げるほか、複利で運用することが大切になってきます。
(複利で運用することのメリットについてはまた別の記事にて詳しくご紹介しますね。)
「収入を増やす」について
第1回目の今回は、まず
1.収入を増やす
にフォーカスしてみたいと思います。
今から収入を増やす手段として五つ挙げますが、1番から順にオススメというわけではなく、どの手段にも優劣はありませんし、2つ以上掛け持ちするのもアリです。
では見ていきましょう!
年収の高い企業に勤める
収入を増やすには、はじめから年収の高い企業に勤めることがまず一つ目の手段。
(夢や希望があまりない感じがしますが…一旦そこは目をつむって話を聞いていただけると幸いです)
東洋経済ONLINEの、
などが参考になるかもしれません。
こういった企業に勤めるには、ある程度学歴が必要、と思っておいた方がいいです。
企業が採用する際、多くの人を選考せねばならず、選考の手間を考えるとある程度学歴で絞り込んでから選考する必要が出てくるためです。
(「学歴フィルターはない」という企業もありますが、フィルターのある企業も依然として多いです)
なので、子どもたちには「将来の年収が変わってくるから、しっかり勉強して学歴をつけた方がいい」と言ってしまってもいいかもしれません。
ただし、企業に勤めると時間的制約も大きく、収入も思ったほど伸びません。
また、大きな企業であっても倒産やリストラがありえます。
それでも次に述べる起業よりは安定していて、福利厚生などには期待できそうです。
起業する
次に起業をする、というのが二つ目の手段。
(こちらの方が一つ目よりも夢・希望がある感じがするのは私だけでしょうか?)
起業による収入は青天井と言っても過言ではなく、何億と儲けることも可能。
何億と稼ぐにはちょっとした運要素はあるかもしれませんが、努力次第である程度は確保できます。
その代わり、福利厚生などには期待できません。自助努力が求められる世界です。
また、この場合、学歴フィルターはあまりありませんが、学歴というよりも「どれだけ自分で考え・行動し、勉強してきたか」ということが収入の高さに現れてくるかもしれませんね。
この場合の「勉強」はもちろん学校での勉強に限ったことではありません。
副業する
次に、副業をする、というのが三つ目の手段。
「働き方改革」の一端をになう副業。
厚生労働省では、「働き方改革実行計画」(平成29年3月28日 働き方改革
実現会議決定) を踏まえ、副業・兼業の普及促進を図っています。
と書かれていますね。
本業の他に副業を持つ、あるいは兼業する、という働き方が、今後スタンダードになっていくのかもしれません。
副業(兼業)をすれば、当然収入は増えますね。
ただし、「本業がおろそかになって結局トータルの収入としては減ってしまった」となると本末転倒かも?
副業(兼業)を開始するにあたり、はじめのうちはトータル収入が減ってしまうのは致し方ないのかもしれませんので、トータル収入がどの程度減るところまでは許容範囲なのか等、しっかり考えておくべきかもしれません。
一馬力→二馬力にする
一馬力だったら二馬力にする、というのが四つ目の手段。
結婚していてまだ一馬力の場合に使える手です。
夫婦の一方だけしか仕事をしていない場合、もう一方も働くようにすれば、世帯収入はUPすると思われます。
ただし、小さなお子様がいらっしゃる場合や介護が必要な家族がいらっしゃる場合など、保育料や介護料の関係等でトータル収入としてはダウンしてしまうことも考えられますので仕事を始める前に計算してみることをオススメします。
また、「生きがい」や「やりがい」の観点から、仕事をした方が幸せ、あるいは逆に仕事をしない方が幸せ、ということも考えられますので、トータル収入には現れない「幸せ」も考慮にいれてみるといいかもしれません。
自己投資をする
自己投資する、というのが五つ目の手段。
これは、自分に投資(お金をかける)ことで収入がUPする場合がある、ということです。
わかりやすい例でいえば、
会社勤めの方が、社内で推奨されている資格を取得することで給与が上がる、ということが考えられます。
また、会社勤めに限らず、自営業の方も、自己研鑚を積むことで収入が上がることはよくあると思われます。
自己投資に大金をはたかなくても、書籍を読むだけでも収入が上がることはあり得ますのでぜひ自己啓発、自己実現、自己研鑚に努めてください!
第1回目はここまでです。
お金持ちになるにはどうしたらいい?記事案内
お金持ちになるにはどうしたらいい?は全3回のシリーズになっています
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